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周波数を合わせて

【感想】ヒプノシスマイク 2nd D.R.B VRライブ

  おたく諸兄(姉?)にはいまさら説明する必要も無いと思う。キングレコードが手がけ、HIP HOP界の重鎮や有名ラッパーが本格的な楽曲を提供している、音楽原作キャラクターラッププロジェクト・ヒプノシスマイク。「ラップを通じてイケメンキャラがテリトリーバトルを繰り広げる」という世界観の本作、ついに2nd D.R.B(ディビジョンリリックバトル)決勝戦が始まりました。

 DRBは人気投票形式になっています。かつてのAKB商法のようにCD・ライブチケット1枚に付き1票分の投票券が手に入り、最多得票のチームが優勝するというシステム。二次元イケメンはラップでバトルを、三次元オタクは札束でバトルを。

 わたしは推し・シンジュク代表麻天狼を応援。麻天狼は1nd D.R.Bの覇者。神々しい医師(CV速水奨)・陽気さと繊細さを併せ持つ夜の蝶(CV木島隆一)・卑屈キレ芸リーマン(CV伊東健人)の三人組ユニットです。

予選:VRバトル

 予選結果発表日は、我らが三番手&押しも押されぬ人気キャラ独歩の誕生日。ジュク女から搾り取る気満々じゃん!と喚きつつ、いつもヒプの楽曲やコンテンツに楽しませてもらっている身としてVRライブ投票に参加しました。1st DRBは投票に参加してなかったから今回初めてわかったけど、バトルシーズンは本当につらい。どのディビジョンも好きだから心がぐにゃぐにゃになります。

 WebMoney投票権つきVRライブ券を購入。いざVRライブを見ようとサイトにアクセスすると、やはり情報量が多いのかひたすら重い。スマホが発熱してライブどころではないのでパソコンから視聴することに。

 ライブの前には、決戦に臨むふたつのチームを描いたウェイティングアニメが数分ほど放送されます。これが可愛い!
前回王者との戦いに気合いを入れるナゴヤ。ナゴヤの絆が「家族」って表現されてるのめちゃくちゃ好きなんですよね……メンバー構成もやんちゃな長男の空却くん、健気な弟の十四くん、やさぐれた父親の天国さんって感じがする。

ゴヤパートが終わるとジュクパートへ突入。一二三はさすがナンバーワンホストだけあって女の札束の殴り合いを前にしても腹が据わっているな……顔作画がマジ可愛い。独歩は持ち前のネガティブさに加えて予選のプレッシャーから「人の歓声がリーマン負けろに聞こえる」と弱音を漏らしている。産業医にかかってくれ。しかし一二三と先生の意気込みに感化され、「俺も同じ思いです よし、やってやるぞ!」と奮起するのでした。ほっこり。

そしていざVRライブ。キャラの入場スタート前にわずかな待機時間があるのがいいな、実際のライブみたいな臨場感がある。入場シーンで客席にファンサする一二三が可愛かったです。
天国さんと先生の激闘の奥でイチャつく幼馴染とエネルギーを蓄える若々しいナゴヤ、よすぎる。これが両サイドに破天荒な暴れん坊……。VRライブは演出が綺麗で素晴らしかったです!

youtu.be

ライブ曲は「Light&Shadow」。作詞はKEN THE 360さん、作曲編曲は井手コウジさん。以前から好きだった曲に演出が加わり、より歌詞を噛み締めることができました。これぞペンは剣よりヒプノシスマイク。コロナ禍で現地ライブができない中で感動を貰える。

 

決勝:VRバトル

その後、麻天狼はなんとかBad Ass Templeに勝利。決勝進出ディビジョンはイケブクロ・シンジュク・シブヤ。

今回はシブヤファンが一番燃えていると思います。何しろ、シナリオ上乱数の生命がかかっている。ライブの演出でも心做しかシブヤに光を当てる内容になっていたと思います。予選結果発表日(独歩誕)にしろ、公式くんキャラを人質にとるのやめて貰えませんかね?よっ、この商売上手。イケブクロも追い上げがすごい!Twitterでは有志による投票企画が行われており、イケブクロのタグがトレンドに浮上しているのを見かけました。
シンジュク麻天狼は唯一二連覇がかかっている。2年前の前回DRBでは『積みのジュク女』とも呼ばれていたほど複数投票に強い層でしたが、積み疲れ&前回王者で流動票が入りづらい厳しい状況。それでもやはり推しに頑張ってほしい。絶対王者として椅子に君臨し続けて欲しい!

まずは予選敗退ディビジョンのウェイティングアニメ。自分まで緊張してくると漏らす盧笙、旧知と息子の晴れ舞台を見届けるふたりのオオサカ。ナゴヤはいきなり空却が帰ろうとしている(帰るんかい)。「好きにしろ」と突き放す獄、「本当に帰るんすか」と神妙な十四くんかわいい。そして、「今は成り行きを見守るとしましょう」「世界を変えるのは俺らしかいねえ」と冷静なヨコハマ。

次に決勝進出ディビジョンが控え室を出る様子が放映されます。ヒプマイの顔、自信満々に歩くイケブクロ。意気込む弟たちに向けて、「ラップってのはそれ(バトル)だけじゃない、楽しんだもん勝ち!」と宣言する一郎。彼の前向きな性格とラップ愛が伝わってきました。
そしてシンジュク。唯一二連覇がかかっています。準備はいいかな?と落ち着いて問いかける寂雷。熾烈な戦いを前にして、再び三人で決勝に挑めることが嬉しいのだと話す。一二三も仲間と共に戦う心強さを言葉にする。「今日は会場の歓声が怖くないんだ。麻天狼を大勢の人達が応援してくれている、気がするような」と切り出す独歩。前回戦から成長したな〜。麻天狼は全員どこか弱さを持っていて、互いに弱さを何かを補いあって強くなるという、優しい美学を持っています。尊い。やっぱり一二三、作画いいな……。

そしてイケブクロと同じく、初の決勝進出となるシブヤ。ぶりっ子で戯れる乱数とそれを窘める夢野。一方の帝統は「震えが止まらない」と漏らし、すわ緊張かと訝しむ夢野だが、なんと大量の賞金を前にして震えが止まらないのだという。やっぱお金、それでこその帝統。乱数はふと足を止め、「この戦いが終わったらどうなるか分からない でも3人なら大丈夫」と言い残すのでした。

 

ついに開幕VRバトル。モデルはMMD黎明期を思わせる懐かしい作りです。肩と腕の関節の動きが不安定だったので少し怖かった。乱数の顔のつくりなんかめちゃめちゃ綺麗だったので、限られた予算の中で良いものを提供してもらったんだなと思いました。

1番手から順に意気込みが始まり、締めは独歩。9人もいて名乗りが長くなるため、プリキュアの変身バンクっぽい。三兄弟がお互いに視線を交わすところ、二郎の煽りにチッチッて人差し指振る一二三や、夢野の意気込みに小さく頷く帝統など応酬が可愛い。その後は中王区によるルール振り返りアニメ。無花果さん、おっぱいでっっっか!超柔らかそうで揉みたい。御前試合ってやつですが、帝統にとっては母親の前でラップすることになるのシュール。それからこれまでのVRバトルのダイジェスト振り返りが流れ、気持ちを高めてから曲に突入します。

推しディビ視点、良すぎた……。前奏や自分以外のパート、寂雷がバトルを見据える裏で、客席に礼をしたり手を振ったりファンサをするおさななが可愛いかったです。三つ巴となると着目点が多くなり、相手の攻撃から弟を庇うお兄ちゃん一郎、おさななを庇う寂雷先生に胸が熱くなりました。穏やかなサビ、ライトが照らす中でそれぞれディビのポーズかましてくところでは魂が浄化されました。

そして一郎、ラップのキレが凄まじい。主人公ポジが「誰もが主人公」というリリックを紡ぐのがめちゃくちゃ良いと思う。余談ですが、木村昴の声って誰を演じていてもキャラより声優さん本人の顔が思い浮かぶんですよね……ヒプマイは特に。


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ライブ曲は「Show down」。三つ巴のバトルということで、3ディビジョンによるかなり長い曲。3番手から始まる所が新鮮です。VRに限らず、ライブは歌詞覚えてから聞く方がいいですね……。画が良すぎて全然頭に入ってこない。

前回DRBと比べて、今回のバトルは神聖で透明感の強いトラックが多い気がします。最近のHIPHOPシーンの流行を踏襲し、ヒプ楽曲もChill系テイストが多くなっているのかもしれません。

 

バトルまとめ

今回のバトルで2つ思ったことがありました。ひとつは新ディビオオサカ・ナゴヤがいきなり旧ディビと当たってしまったこと。ファンの投票慣れやキャラクター発表からの時間も鑑み、新ディビ同士で予選を行った方が無難だったのではないかと思います。ふたつめはVRライブのチケット購入方法が複雑だったこと。仮想コインをアプリ内購入するかブラウザ購入するかで投票1回あたりの値段が微妙に違ってくるの、トラップ? VRライブ内容には大満足&お金なら出すので次回はもっと簡単にして欲しいです。笑

さて、決勝戦結果発表は11/28日曜日。

どのディビジョンが勝っても、これまでの健闘を讃えたいと思います! お疲れ様でした!