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眠れない夜は眠らない僕と

#21 セレブの悩みはお触り禁止【恋人100人チャレンジ】

セレブの悩みはお触り禁止!

公園でデート相手を待っているウィルマ。星三つのセレブになってからというもの、やたらとタウニーに群がられるようになりました。

(なんなの、これ?)

(なんで皆じろじろ見てくるの。話しかけてくれたっていいのに!それでウィルマから話しかけたら失神しちゃうんでしょ?)

(なんかセレブって、思ってたのとチガーウ……)

(デートもなんだか楽しくない……)

(数ヶ月前までは色んな人と触れ合うのが楽しかったはずなのに、どうしちゃったんだろう)

理由はこれです。恋人100人チャレンジ中にも関わらず、セレブの悩み『お触り禁止!』がついちゃいました。知り合い以外のシムに体を触られると不快になってしまいます。

誰かを口説く度にイヤイヤしていて可哀想ではありますが、欲求抑える特質取りまくって強強になってるので、あえての縛りとして今後暫くは放置します。

(あ、またユキちゃんがムスッとしてる)

ユキちゃん、単なるコミュ障だけでなくこの女との間に壁を作っているイメージ。

セレブの先輩

ゴーゴーオーキッドでファビュラスさんを口説きました。ちょうどセレブと出会えるイベントが開かれていて、セレブが山ほど集っています。

「こんにちは。あなたウィルマね?最近マルチタレントとして名前が売れてるみたいじゃない。もっと上を目指すつもり?」

「とんでもない!セレブなんてサイテー。有名になったらもっと沢山の人と仲良くなれると思ったのに、逆に遠巻きにされちゃうの」

「なるほどね。顔が売れる度悩みも増えるものよ。うちにもファンから『熱烈な』プレゼントが届くわ」

「そう!おじいさんとかティーンとか口説いたことないし、誰でもいいってわけじゃないのに。お姉さんお名前は?奢るから一緒に飲みましょう」

『ジュース中毒』の彼女は意外なまでにあっさりと席についてくれました。デフォシムのオクタビア・ムーンさんです。ソーンさんの奥さんでカリスマ作詞家ですね。

口説いていたらソーンさんが隣に座ってきました。わっ牽制だ!

「ふふ……かわいいひと。良かったら家で飲み直さない?」

ちょっとイライラした様子のソーンさんを放ってベイリー・ムーン邸へ。というのも、ウィルマはまだ三ツ星セレブなので、同格であるオクタビアさんとは話せても格上であるソーンさんとは話せないんですね

ソーンさん、オレンジくんが寝静まったので、ベイリー・ムーン邸でデートをします。

今までも既婚者と交際させたことはありましたが、1ページ目に『別れるように説得する』と出したのはオクタビアさんが初めてです。

珍しかったので別れるように説得するを選ぶと、ムード部分の後ろに羽が舞い始めました。意地悪コマンドの『別れさせる』とはまた違うみたいですね

「そうね。ソーンにはときめいた時もあったけれど、最近のあの人にはうんざり」

「家族の仕事も裏方の作詞も私に押し付けて、自分はパパラッチの前でいい格好ばかり。自信過剰な振る舞いで炎上してるんだから」

「ソーンとは別れるわ」

デートはゴールドレベルで終了。しかしその次の瞬間、オクタビアさんが跪きました。

「ウィルマ、私たちきっと運命だったのよ。結婚してください」

「うれしい。喜んで!」

は?

え?

??????????????

MCCCで自動プロポーズをオンにしていたとはいえ、子持ち(元)人妻からのプロポーズなんて想定していなかったわよ

 

えー、オクタビアさんと婚約しました。

現場からは以上です。