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眠れない夜は眠らない僕と

#17 パオロ君ルートに入った気がする【恋人100人チャレンジ】

ギラギラ・ロマンス・フェスティバル

 バーコさんからロマフェスのお誘いをいただきました。嫁のアナヤさんはどうしたよ。とはいえせっかくのお誘いですから、現在の一軍恋人(なんだこの言い方)の中でロボさん、パオロ君、マーカス君、マーイカさんを連れて行こうと思います。

 しかしバーコさんに花びらを投げられて、ウィルマはブチ切れてしまいました。せっかち特有のランダム怒りムードもついて激怒状態。

「髪型が崩れるでしょ!?」

 導師からのアドバイスは『相性は抜群で、関係はずっと続くでしょう』とのこと。誰相手なのかわかりませんが。

 せっかくなので、これからもよろしくねの意味でロボさんに合鍵をお渡ししました。

 しかしここでアクシデント勃発。ロボさん・バーコさん・パオロ君・ウィルマの四人で並んでおしゃべりしていたところ、バーコさんがロボさんに「外見を褒める」をやらかしてしまったのでした。嫉妬しながらパオロくんに「外見を褒める」をされて画面がカオス。

「ロボちゃん美男子だねえ。相当モテるんじゃないの?」
「ははは、でも外見に惹かれて寄ってくる女なんてろくなもんじゃないよ」
「どうしてそこでウィルマひとすじって言わないの!? ウィルマがいちばんかわいいのに!」
「うん、お前が一番かわいいよ」的な。カオス

 ロボさんなんかしーらない! という勢いでパオロ君にも合鍵をあげました。ちなみにマーカス君&マーイカさんはその辺を見物するばかりで会話に参加してくれませんでしたね。

パーティハウスのサークラ

 良くないことはいっぺんに来るもので、恋人であるアリスちゃんが凍死してしまいました。先日のロボさんの移り気をみせられてウィルマのメンタルはぼろぼろ。

また気晴らしに遊んでもらおうと、旧知の仲であるパーティハウスのパオロ君に声を掛けてみました。

「都会で頑張ってるみたいじゃない。セレブになったんだって? こっちにも評判届いてきてるわよ」

 ジェイド姉さんの二の腕は相変わらずバキバキです。パーティハウスの皆さんは彼女を温かく迎え入れてくれました……と思ったら。

 何が起こったかよくわかりませんが、パオロ君がマーカス君を口説いたのかな? その逆? とにかくマーカス君は気まずそうにし始めて、ウィルマとマーカス君の恋愛ゲージがごそっと減って赤くなってしまいました。

 この影響でウィルマはまた拗ねてしまいました。筆者の解釈としては、この子は恋人が浮気するのは構わないにしても自分が一番に構われないと拗ねるのです。マーカス君に意地悪を仕掛けてどんどん恋愛ゲージが赤くなっていく。

 しかしパオロ君は、そんなウィルマとマーカス君を眺めて手を叩いて笑い、満面の笑みで嬉しそう。これは筆者の主観ですが、ウィルマに嫉妬させて面白がってるような気がするんですよね。やっぱバトゥー旅行のこと根に持ってますか? すいまへん

 誰であろうといちばん大事にされないと気が済まない。「マーカスくんのばかっ! もう知らない!」とばかりにパーティハウスを飛び出して、街のバーへひとり飲みにくりだします。

「何でひどいことするのって……お前が原因に決まってるだろ?」

「何それサイテー!死ね!」

「よく聞けよ。クラブメンバー同士いちゃついてOKってルールを作ったのはウィルマなんだから。いきなり怒って飛び出してったけど、俺だって怒る権利あるだろ」

 自分は沢山恋人作っているくせに理不尽だなんてそんな正論は、”幼稚”な彼女には届きません。その後もしばらくさめざめ泣きはらしていたウィルマでしたが、唐突に切り替わって誘惑的なムードをつけました。店の外にいたパオロ君に自律でキスしに行きます。

 パオロ君とキスしたあと地団駄踏んで嫉妬するエヴァと、恋のメモリーをつけるパオロ君。公衆の面前でびんたをくらっていました。

 その後も人目もはばからずキスするふたり。

う~ん、パーティハウスを転がしているようで、パオロ君に転がされている。マーカス君ルートがつぶれて、パオロ君ルートが見えてきた気がします。例え100人恋人作ってたとしても、関係あんまり変わらなさそうだし。